BIMを活用した建物管理
建設業界で設計・施工におけるフロントローディング化※が進むなか、BIM (Building Information Modeling)の利用は加速度を増している。
また、2020年3月には国土交通省が維持管理分野までをフォローする「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第1版)」を策定・公表し、BIM普及推進の動きがより活発化してきている。 鹿島建物では、維持管理フェーズにおけるBIMデータの有効活用にいち早く取り組み、管理物件で試験的運用を開始した。
※フロントローディング:設計の初期段階に作業を前倒しして早めに問題点を発見するなどの “負荷’'をかけ(ローディング)、後工程での手戻りを少なくするための方法