「価格開示方式(アットリスクCM方式)」は、公共工事などで導入が進むCM 方式をマンション大規模修繕に適用したものです。発注者である管理組合のリスクを軽減するために、管理組合と専門会社の間にRM 会社が入り、管理組合の立場から工事のマネジメントを行うとともに、施工に関するリスクを負います。
これにより、従来の実施方式の課題を払拭し、工事費用の最適化と高い品質を実現します。
当社は、日本リノベーション・マネジメント協会(RM協会)の主体的メンバーとして、価格開示方式の体系化と普及において、先駆的役割を果たしてきました。
価格開示方式4つの特徴
透明性が高く、適正価格、最良品質の
マンション大規模修繕を実現します
1
オープンブックを採用
コストを含めた工事に関するすべての情報を管理組合様へ開示する「オープンブック」を採用しています。
オープンブックを
採用すると・・
- コストが見える!
- 工事情報が見える!
- 施工者選定過程が見える!
原価や報酬、お金の流れなどに関する
情報をすべて開示します
労務費、材料費などの情報を開示します
- 見積には労務費・材料費・報酬を明示します
- 工事中は作業員の労働時間、使用材料の管理を行い、それに基づき精算を行います
工事費が適正に使われているかチェックし、書面で管理組合様に報告します
- 見積には当社の原価と報酬を明示します
- 専門工事会社の原価と報酬を、元請会社である当社社員が現場に常駐して日常管理により管理します
当社の報告資料によって、組合員への説明責任が果たされます
- 実際の工事費を把握することができ工事の費用や品質の妥当性を判断することが可能です
2
コスト+フィー契約
工事費の総額が原価(コスト)と報酬(フィー)の合計で決まる契約を締結し、工事完了後に精算を行います。
コスト+フィー契約では・・
- 工事費をコスト(本当の価格)と
フィー(本当の費用・利益)で構成! - 実際にかかった工事費が見える!
- インセンティブ報酬による
管理組合への配分!
工事金額は工事原価(コスト)と
経費・利益(フィー)で構成されます
※一般の請負工事の場合、実際の工事費が縮減されても、縮減分は100%元請会社のインセンティブとなります
最大保証金額を設定した場合は、工事完了後に実際にかかった工事費を計算し、当初契約金額より工事費が超過した場合は、鹿島建物が負担し、縮減できた場合は、インセンティブの比率で管理組合様・鹿島建物・専門工事会社で精算を行います
3
管理組合様に対するリスクヘッジ
鹿島建物が想定されるあらゆるリスクに対して責任を負います。
最大保証金額を設定することにより工事費の上振れを防止するなど、トータルでリスクヘッジを行います。
管理組合様に対する
リスクヘッジにより・・
- 予算超過リスクを回避!
- 瑕疵リスクを回避!
- 工事完成リスクを回避!
鹿島建物の責任の一元化により様々な
管理組合様のリスクに対応します
工事費の予算超過リスク
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施工上の瑕疵リスク
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専門工事会社倒産リスク
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4
RMrが管理組合様を支援
RM協会が主催する認定試験に合格し、登録を行った専門家「RMr(リノベーション・マネジャー)」が、発注者である管理組合様の立場に立ち、
劣化診断から長期修繕計画の見直しまで一貫して合意形成のサポートを行います。
リノベーション・マネジャーが
管理組合様を支援し・・
- 納得できるマンション
大規模修繕を実現! - コストも品質も満足のいく
工事をマネジメント!
合意形成支援
管理組合の役員様とともに、
皆様が納得できる大規模修繕の
実現をめざします
- 公平性、透明性が確保された劣化診断・改修設計・工事の予算・優先順位・業者選定・修繕工事をご提案します。
- 管理規約に基づく承認の手続きなど、専門的な内容について分かりやすく丁寧に説明し、実行します。
- 理事会・修繕委員会等会議の準備を適切に行い、取り決めにかかる時間を短縮します。
マネジメント
鹿島建物は、
管理組合と一体となって
大規模修繕をマネジメントします
- 鹿島グループならではの豊富なノウハウを活かし、業務ごとに「業務手順」、「方針書」、「スケジュール」を作成、説明しながら、段階ごとにご承認を得て業務を進めていきます。
マンション大規模修繕を
成功に導きます